代表取締役 阿部 浩明 〒854-1111長崎県 諫早市飯盛町平古場35番地1 TEL:0957-27-8588 FAX:0957-27-8565 |
1.企業理念と主な業務 |
ナガサキロジスティクス株式会社は、850-0000東長崎の“ヤガミ”にて昭和45年に小さな冷蔵倉庫(10坪)を建設し、創業致しました。
主に低温の温度管理が必要な冷凍や冷蔵の食品を幅広くお預かりし長崎県の県央県南地域、島原半島はもとより、全国のお客様にご利用いただいております。
平成18年に一般貨物自動車運送事業の許可も取得し、お預かりするだけでなく、福岡運輸株式会社と連携し、全国を対象とした物流全般のご相談に乗れるようになりました。
令和4年5月には ※ 脱フロン(CO2単独)自然冷媒を採用した冷凍機を導入致しました、
又令和4年4月に諫早市と「災害時の物資の保管及び輸送に関する協定」を締結し環境とBCP(事業継続計画)に配慮した長崎物流センターを諫早市飯盛町にオープン致しました。今後も皆様に必要とされる企業になるために努力して参ります。
そして益々高まる食に関する安心安全の信頼に応えるよう、更にお役に立てるよう挑戦していきます。
※ 環境省 令和3年度「脱フロン・低炭素社会の早期実現のための省エネ型自然冷媒機器導入加速化事業」を利用し、冷凍機を導入致しました。
日常生活に欠かせない 衣・食・住 の中でも“食”は最も重要で密着したものです。
又、色んな発展や進化を遂げ、それは人類の終わりまで続くものです。
私たちは長崎県県南地域において昭和45年に産声を上げ地域の食を影で支えてきました。
創業者の阿部公明は冷蔵倉庫の重要性や地域に果たす役割の大きさに気付き、脱サラしてゼロから立上げをし、冷蔵倉庫業として地域の皆様にご愛顧頂いてまいりました。
高度成長期からバブル期そしてバブル崩壊後の長いデフレの時代になり特に最近“物流”は大きく変化しています。
我々冷蔵倉庫事業者も保管から物流へ、更に効率的で包括的なサービス“3PL(サードパーティーロジスティクス)”へ、その求められる役割が変わってきています。
私どもは少しでもその役割を果たせるように平成18年春に一般貨物自動車運送事業の許可を取得いたしました。
平成25年春より全国への冷凍品などの小口発送を含めた配送網を現在の親会社である「福岡運輸グループ」と連携にて強化してきました。
・2t~10t車までの冷凍冷蔵車による輸配送業務
・冷凍・冷蔵倉庫による保管、在庫管理、入出庫業務
・トラック太陽光パネル、冷蔵倉庫入り口のフロアヒーター装置(R5.10特許取得)などの販売 他
今後もみなさまに必要とされる企業になるために努力して参ります。
そして益々高まる食に関する安心安全の信頼に応えるよう、更にお役に立てるよう挑戦していきます。
SDGsの取組(トラックへの太陽光パネル搭載)
ナガサキロジスティクスは、令和4年9月~冷凍冷蔵車(トラック)の箱上部へ取付し、燃費削減効果を図る、実証実験に参加しています。
又昨年子の取組にNEDO様などの支援を受ける事となり、ユーザーとして「移動体PV推進委員会」にも参画し、データー・車両提供、取付工事手配などご協力しています。
令和6年3月にはナガロジ車両5台に追加取付を行い、福岡運輸グループ各社の車両など含め30台弱の車両をNEDO様の実証実験に提供を行っています。
おおむね5~10%程度の燃費の削減が出来ており、環境対策と経費削減が同時に出来る可能性があるので今後のトラック業界へ普及が期待されるところです。
ナガサキロジスティクスは、トラック太陽光「ロジソーラー」の販売も行っており、取付の手配なども行っています。(エリアによる)、環境対策、燃料高騰対策にご興味のある運送会社の方は、お気軽にお声がけください。
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2.当社の課題長崎県は日本列島の西端に位置しており、地理的条件や輸送の需要によって長距離輸送の上り便と下り便でアンバランスが生じています。特に地方では輸送可能エリアと非対応エリアが明確に分かれており、物流が届きにくい「物流難民」も発生しています。
この影響を最も強く受けているのは中小零細企業であり、限られた車両と人員を最大限に活用することが求められています。また、冷凍倉庫などの保管機能を活用することで、物流体制の強化を図り、効率的な輸送を目指しています。
このような課題に対する危機感は強く、特に地域によっては物流インフラの整備が急務となっています。
今後は、これらの課題に対応するために、より柔軟な輸送手段の確保と、地域密着型のサービス提供が必要とされています。
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3.オールハイソーへの期待どのような商売でも、「情報の幅」は成功の鍵となります。特に西端に位置する長崎県では、上り便や下り便で空きが生じたり、空車での運行が問題となることがあります。自社の情報だけでは常に十分とは言えず、積載率の向上を実現することで、運送会社と荷主の双方にメリットが生まれる環境を目指しています。近年の2024年問題や2030年問題により、輸送リソースは今後さらに減少していくことが予測されています。
そのため、今後の物流業界においては、効率的なリソース管理と柔軟な対応がますます重要になります。例えば、限られた車両や人員をいかに効率的に活用するか、空車の発生をいかに抑えるかが大きな課題です。これには自社の情報だけでなく、外部の情報を活用し、より広範なネットワークを構築することが重要となります。
ここでオールハイソーの登録が大きな役割を果たしています。実際にオールハイソーに登録したことで、新規の中堅企業とのマッチングが成功し、運行取引書や請求書の発送なしで運賃が保証され、自動的に入金されるという利便性を享受できました。これにより、業務効率が向上し、経営の安定性が増しました。
今後は、このような情報共有のプラットフォームをさらに活用し、「情報の幅」を広げることが、物流の効率化やコスト削減に貢献すると期待しています。情報の流通が促進されれば、空車の問題も減少し、運送会社と荷主の双方に利益をもたらすことができるでしょう。また、オールハイソーのような仕組みを通じて、業界全体の生産性向上にもつながることが期待されます。
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